どうも、わかりみブログのいなやん(@wakarimiblog)です。
最近、僕の両親がスマホデビューしました。いまさら、という感じがありますが、実際に乗り換えるまでには時間がかかったので、気をつけるポイントを3つ紹介したいと思います。
- 「両親にスマホに乗り換えてほしいけど、その気になってくれない」
- 「そもそも親がスマホに変えるメリットってなに?」
というかたにも見ていただきたい内容になります。
目次
親の価値観を知る
僕の両親は2017年頃からスマホに興味を持ち始めました。僕は2011年からスマホを持っているので、その差は実に6年になります。
自分の価値観
もともとガジェットや新しい物好きの僕ですので、当時のニュースや知り合いの話を聞いて、スマホはとても「便利で使いやすい」と感じるようになり、ガラケーからスマホに乗り換えるまでにそう時間はかかりませんでした。
電話、メール、インターネット、カメラ、ニュース、天気、乗換案内、ゲーム…今やどこに行くにもスマホは欠かせない存在になりました。
最近では電子決済サービスなど、さらなる多機能化が進んでいて、少し前までちょっとした外出の際「財布と携帯」だった荷物も「スマホだけあればOK」となるくらい生活必需品としての価値が高くなっています。
親世代の価値観
一方、両親世代になると、「話は聞くけど、周りもガラケーだし必要性がわからない」「高い・使いにくい・機能が多すぎてわからない」という方々が多いです。
僕の両親は「カメラが進化している」とか「LINEが使える」とかよく聞くけど、実際に触ったことはない、触ってみて説明されてもわからない、という状態でした。
わからないもの=必要ないもの
この認識が、ずっとあったのだと思います。
当然ですが、必要ないものに乗り換える人はいないと思います。また、何かに困っていなければ、乗り換えの必要はないというのも頷けます。
共感からスタートする
家族といえども、どこかに価値観の違いはあるものです。2017年の僕は「時代はスマホだよ(遅れてしまうよ)」と言って両親に勧めていましたが、それで響かなかったのは当然です。
わからないけど、使ってみたい!
そう思ってもらうには、家族のサポートは欠かせません。
「今どきスマホじゃないとXXXできないよ」ではなく、
「スマホならXXXができるよ」という前向きなコミュニケーションが大事でした。
こういうときに大活躍するのは孫の存在ですね。笑
わが家でも「孫の成長動画をいつでも見られるよ」と伝えたことが効果絶大でした。
もちろん、無理にスマホを勧める必要はありません。
(僕自身、後述のタイミングが訪れるまでしばらく勧めていませんでした。)
- 家族であっても価値観が同じとは限らない。
- 具体的な利用シーンに共感してもらうところがスタート。
- 価値観を理解したうえでサポートをする。
料金プランを知る
次に気をつけたいのが料金プランです。
スマホのメリットを理解してもらえても、料金がいくらかかるのかは押さえておきましょう。
契約時に「こんなはずじゃなかった」と後悔しては遅いです。
現在は各社サイトで料金プランのシミュレーションもできますので、それほど調べるのは難しくありません。
大手キャリア各社の料金シミュレーション
ちなみに僕は以前は大手キャリアでしたが、現在は格安SIMを利用しています。
どちらに乗り換えるのかも非常に悩むポイントですね。
とりあえず以下のポイントだけはご家族と相談してください。
- インターネット通信速度: 大手キャリア >>> 格安SIM
- 毎月支払う料金 : 格安SIM < 大手キャリア
特に格安SIMの場合、お昼や夕方の時間帯はインターネットに繋がりにくいので、頻繁にインターネットを使う方は注意です。(LINEやTwitterは普通にできますが、画像表示や動画再生は遅くなります)
乗り替えタイミングを知る
必要性がわかって、料金もイメージがついたら、あとは乗り換えですが、乗り換え後の納得感を得るにはタイミングも重要です。
料金プランが変わったとき
1つ目は、料金プランが変わったときです。
2019年になって両親の使っているキャリアでもプランに大きな変革がありました。
少し前までは端末代が安くなる代わりに2年縛り、違約金、オプション大量付加(1ヶ月だけでも)、といった成約時の条件がありました。
このシステム、端末が安くなるのはいいのですがオプション解約の手続きや、更新時期など切り替え後に対応すべきことが多いイメージでした。(そのイメージもあり、僕は格安SIMに乗り換えました)
しかし、変更後は各社、上記方針を転換して端末代は以前ほど安くならないが、高額な違約金の条件やオプション加入の強制ということは少なくなりました。
金額面だけでみるとデメリットもありますが、「わかりやすく」なったことは僕の両親のスマホデビューにあたっては大きなメリットでした。
乗り換え前も、乗り換え後もわかりやすい新プラン。
これだけで、かなりサポートしやすくなりました。
使いたい・使ってほしい機種が出たとき
2つ目は、機種の話です。
スマホに興味があってもなくても、iPhoneの知名度は抜群で、かなりの確率で知っているかと思います。
僕自身iPhone8 Plusを使用していますが、ストレスなく使えるし、かなり助かってます。
両親世代も興味は人それぞれですが、今はキャリアから出ているものであれば、だいたいどの機種を選んでも後悔は少ないと思います。(昔は発熱・電池の消費等がひどい機種もありましたが…)
ただ、長く使うことを考えると画面の「見やすさ」は重要です。文字サイズ変更の選択肢が多かったり、かんたんメニューのある機種を選ぶのがよいです。
機種を選べない、どれも同じに見える…という場合は、サポートする方が「使ってほしい」機種にしましょう。
後々、操作方法を説明する際にも、自分が納得している機種・興味のある機種のほうが断然身が入ります。
あなたがサポートできるとき
3つ目は、サポートするあなたのタイミングです。
- 「遠方に住んでいてなかなか難しい」
- 「休みで実家に帰ったときくらいゆっくりしたい」
など、あまり時間がとれない・気が進まないことも多いと思います。
僕もなかなかタイミングがなく、最初に乗り換えの話をしたのは2017年でしたが、結局最後はキャリアのプラン変更&親の予定&僕の休暇が重なったこの2019年秋のタイミングで一気に事を進めました。
キャリア・プラン・機種に当たりをつけたら、あなたがサポートできるときに、短期決戦で進めてしまいましょう!
乗り換えること自体の同意が得られているのであれば、ここは多少強引でもよいと個人的には思います。あとは、使っているうちに慣れる部分もありますので…。
実際に僕の親は、説明していませんが絵文字や顔文字、スタンプはいつの間にかマスターしていましたし、幼稚園児の息子もタブレットで勝手にYoutube見ます(笑)。
スマホって誰にでも使いやすいようにできているのです。
まとめ
僕の体験談に基づいて、親のスマホデビューにあたり気をつけたいこと3つをご紹介しました!
もし、両親がスマホデビューを控えている方がいれば参考になると幸いです。
あなたのサポートは大きな後押しになるはずです。価値観を理解して会話を重ねて、乗り換えるという気持ちになってもらえたら、ぜひ一緒にショップに足を運んであげてくださいね。
家族みんなで楽しいスマホライフを!